人生のスパイスは旅にあり 〜初めての海外ひとり旅、北京の思い出〜

こんにちは。シニアライフにエッセンスを届けたいいちごです。

みなさん、人生で最初の海外旅行って覚えていますか?
私は20数年前、思い切って初めての海外ひとり旅に出かけました。と言うのも、夫は仕事が忙しく、海外どころか旅行そのものに興味がなかったんです。

行き先は中国・北京。今思えば、よくあんな大胆な決断をしたものです。

福岡空港でドキドキの集合

あのころはまだ、スマホも翻訳アプリもない時代。手にしたのは紙の旅程表と、ほんの少しの中国語のメモ。福岡空港で団体ツアーの集合にホッとし、北京空港で現地の案内人と無事合流できた時には、「やった!」と心の中で小さくガッツポーズをしたものです。

万里の長城に登る!

中国といえば、やっぱり万里の長城。はるか彼方まで続く石の道を、息を切らしながら登った時の感動は、今も忘れません。

行くまでは、万里の長城のスケールの大きさは、長さだけのものでしたが、幅もすごいんです。道路ぐらいの幅なんです。たくさんの人が観光に来ていました。

「この道を、昔の人は本当に歩いたのだろうか…」
そんなふうに、歴史の重みを肌で感じながら一歩一歩踏みしめました。

紫禁城と天安門広場、圧倒されるスケール感

紫禁城(故宮)の広さと壮麗さにはただただ圧倒されました。
ここでは、苦い思い出も。
肩をすり合わせるぐらいの多くの観光客がいて、ただただ驚きと感動で観るものに気を奪われていました。外に出てみると、リュックのファースナーが空いていて、財布がなかったんです。現地案内人に訴えても取り合ってもらえませんでした。
このことは、その後の旅行をするときのすごい教訓になっています。

天安門広場ではその広がりに目がくらむ思い。
歴史の教科書でしか見たことのなかった景色が、目の前に広がっていることに胸が熱くなりました。

特に広場の周囲の水路が、非常時にはトイレには早変わりするという説明には、びっくりすると同時に感嘆したのを覚えています。

片言で、なんとか乗り切った日々

言葉は片言の英語と、メモ帳に書いた中国語で乗り切りました。「你好(ニーハオ)」「謝謝(シェイシェイ)」の繰り返し。案内人さんとの交流も、もっぱら身振り手振り。でも、それがなんだか楽しかったのです。

ただ…ひとり旅は自由だけれど、不自由でもあります。

いちばん困ったのは、やっぱり写真。今のように自撮り棒もなく、セルフタイマーの操作もままならず、「ここに来た証拠が欲しいなあ」と何度思ったことか。
今なら、スマホで自撮りなんてね。

いちばんのドキドキは、帰りの空港

帰りの北京空港で、案内人さんとはそこでお別れ。
保安検査場の前で一応の説明はあったものの、いざ帰国便の搭乗口を探すも、日本語の表示が見つからず、英語も通じない…。不安で不安で、空港の椅子にしばらく座って動けなかったのを、今でも覚えています。

それでも、なんとか乗れた福岡行きの飛行機
機内に入ったとたん、ホッとして涙が出そうになりました。

今ならスマホでなんとかなりそう

いまの時代なら、スマホの翻訳機能や地図アプリ、写真アプリが大活躍。
どこへ行っても、ある程度のことは調べられますしね。自撮りも自由自在、旅のハードルもずいぶん下がりました。

でも、あのときの緊張と、乗り越えたときの達成感。それは、スマホでは味わえないかもしれません。

旅は、人生のスパイス

帰国してからというもの、あの北京の旅は、私のなかで何度も心の引き出しを開ける思い出になりました。
旅行って、行ってしまえば終わりではありません。
思い出は、時間を超えて私たちを励まし、癒してくれる。
旅は、まさに人生のスパイスなのだと感じています。

これからも、行けるときに、行けるところへ。
いくつになっても、旅する心は若くありたいですね。

プロフィール
このサイトの管理人
いちご

元校長、今、“バリバリのシニア女子!”
人生は「一期一会」!
今は、校則も時間割もない毎日を満喫しながら、ブログに挑戦!
笑って転んでまた笑う。人生の通信簿に『ワクワク賞』がもらえたらうれしいな。
「シニアの日常に、ひと粒のワクワクを!」
モットーは、“老いても笑えば、日がまた昇る”。
どうぞよろしく!

いちごをフォローする
思い出・エッセイ
いちごをフォローする
タイトルとURLをコピーしました