思いやり席からエールを送る|孫の運動会に笑顔満開

アイキャッチ画像は、AIを使って作成しました

こんにちは、いちごのシニア通信局です。

秋晴れの空の下、運動会シーズンがやってきました。
孫の運動会というと、親よりも張り切るのが、わたしたち「じじ・ばば」世代かもしれませんね。
今年は、わたしも「思いやり席(敬老席)」からの観戦です。


思いやり席から見た“ほほえみ劇場”

朝から「今日はどんな表情を見せてくれるかな」と胸が弾みます。
わたしの孫は小学1年生。まだまだ何をするにも全力投球です。

開会式のエール交換。
リーダーが大きな声でかけ声をあげるその時、なぜか待機中の孫も同じ動きをしているではありませんか。
リーダーの真似っこで、腕を大きく振り上げ、口を思いきり開けて「フレー!フレー!」。
その姿があまりに一生懸命で、周囲の児童から笑いがこぼれます。

でも本人はいたって真剣。
前夜、家でも練習していたのを思い出し、「あぁ、これだったのね」と納得。
エールの声よりも、わたしの胸の中で「よく頑張ってるね」と声援が響いていました。


三十年ぶりの「ばんば踊り」に挑戦

運動会の楽しみといえば、全校ダンス。
今年の演目は、なんと「ばんば踊り」。
わたしが現役のころ、勤務していた学校で踊ったあの懐かしい曲です。

「保護者の皆様、地域の方々、一緒に踊ってください」というアナウンスに、
きょろきょろして待っている孫を見ると、自然に足が向いていました。

「ばあちゃんも踊るからね」と宣言したものの、ステップはあやふや。
そこで孫に念のため伝えました。
「ばあちゃんが間違っても気にせんでね」

すると孫はにっこりして「うん、分かった」と頼もしい返事。

いざ本番。久しぶりの踊りに、わたしの足はなかなか思うように動きません。
でも音楽に合わせて身体を動かすと、なんだか心が若返る気がしました。

終了後、「ばあちゃんもなかなかやったやろ?」と得意げに聞くと、
孫の答えはまさかの「見ちょらんかった」。

「だって、ばあちゃんが間違っても気にせんでって言ったから」
約束をしっかり守った孫に、わたしは参りました。
本当は、ほめられたかった(笑)


となりの席の“孫愛(まごあい)仲間”

「思いやり席」の隣には、遅れてこられた同年代の女性が座っていました。
声をかけると、「本当は来たくなかったのよ」とぽつり。

「腰が悪くてね、長く座っていられないの。
でも孫が“ばあちゃん、来てね!”って言うもんだから、仕方なく……」

その言葉に、わたしも思わずうなずきました。
そうそう、孫のひとことで、身体の痛みがあっても行ってあげようと。

走って転んでも、リレーでバトンを落としても、笑顔で手を振る孫を見ると、
「来てよかった」と心から思える。

「じじ・ばばの孫への愛」は、全国共通、いや世界共通かもしれませんね。


健康あってこその“応援人生”

運動会を見ながら、わたしは思いました。
孫が全力で走る姿を応援できるのも、自分の足で歩いてこそ。
元気でいてこそ、「また来年も応援に行こう!」と思えるんです。

「眼の中に入れても痛くない」とは、昔からの言葉。
でもほんとうは、「痛くならないように気をつけてる」のが、じじ・ばばの愛なのかもしれません。

無理せず、健康第一。
それが孫との時間を長く楽しむ、最高の秘訣ですね。


おわりに|笑顔の花が咲いた日

帰り道、運動場に残った砂ぼこりの匂いが、どこか懐かしく感じました。
あの頃、わたしたちも同じように必死で走っていたんですよね。

一生懸命な姿を見ると、自然と笑顔になれる。
孫の成長を感じられる運動会は、まさに“幸せの発表会”。

「ありがとう、楽しい時間をくれて」
心の中でそうつぶやきながら、わたしは秋の風を胸いっぱいに吸い込みました。

また来年も、思いやり席で——
ちょっぴり腰をさすりながらも、全力で応援したいと思います。

プロフィール
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いちご

元校長、今、“バリバリのシニア女子!”
人生は「一期一会」!
今は、校則も時間割もない毎日を満喫しながら、ブログに挑戦!
笑って転んでまた笑う。人生の通信簿に『ワクワク賞』がもらえたらうれしいな。
「シニアの日常に、ひと粒のワクワクを!」
モットーは、“老いても笑えば、日がまた昇る”。
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