
孫のかわいい作戦
孫って、ときどき大人顔負けの知恵をしぼります。
わが家の4歳の孫もそのひとり。大好きなじいちゃんを「独り占め」したい一心で、私に向かって考えた作戦を発動してきました。
「じいちゃん、じいちゃん!」と、何をするにも夫と一緒がいいらしい孫。
遊ぶのも、散歩も、ごはんも。じいちゃんがそばにいるだけで世界が楽しくなるようで、磁石のようにくっついて離れません。夫もまんざらではなく、孫の相手をする時は子どもに戻ったみたいに遊び上手です。
そんな二人を見ていると、私はつい横から割って入りたくなるのですが……どうしても孫は「じいちゃん」を独り占めしたいようです。
ばあちゃんを“誘導”する知恵
ある日のお昼寝タイム。孫は真剣な顔で、私にこう言いました。
「○○ちゃんは、じいちゃんと2階で寝るから。ばあちゃんは、ポケモンと和室ね」
……え? 私はポケモンのぬいぐるみと一緒?
どうやら孫の作戦はこうです。
じいちゃんと二人きりになるために、ばあちゃんをやさしく(?)別の部屋へ“誘導”する。そして、ちゃんと相棒(ポケモンのぬいぐるみ)まで用意してくれるのです。
これはもう知恵というより、じいちゃんを独り占めしたい気持ちの裏返しですね。
ばあちゃんの気持ち
もちろん私はちょっぴり寂しい気持ちになります。
「えー! ばあちゃんも一緒に寝たいなぁ」と言いたくなるのですが、孫の一生懸命な表情を見ると、思わず笑ってしまいます。
小さな体で「どうすれば自分の願いが叶うか」を考え、しかも相手を傷つけないように工夫している。
あぁ、この子なりに考えているんだなぁ……そう思うと胸がじんわり温かくなります。
家族の思い出のひとかけら
大人からすれば、ほんの小さなエピソード。けれど、私の心にはしっかり刻まれました。
「じいちゃんと二人きりでお昼寝したい」——その奥にあるのは、安心や信頼、そしてまっすぐな愛情。
その愛情を全身で受け止めて、幸せそうに昼寝している夫。
私はそっと、和室でポケモンのぬいぐるみを抱えながら思いました。
——これもまた、家族の大切な思い出のひとかけらになるんだなぁ、と。
まとめ
孫の小さな知恵は、笑いながらも心にじんわりとしみてきます。
こうして積み重なっていく思い出が、きっと後から家族の宝物になるのでしょう。
👵💕子どもって、本当にかわいい知恵をしぼるものですね。
さて次は、ばあちゃんをどうやって仲間に入れてくれるのか、楽しみに待つことにします。

