イタリアまで行かずとも感動を――万博イタリア館で出会った“再生”の芸術

こんにちは。シニアライフにエッセンスを届けたいいちごです。

万博で話題のイタリア館、ついに行ってきましたよ。ええ、あの大行列で有名なパビリオンです。聞けば最大で3時間待ちもざらとか…。覚悟して並びましたとも。結果、私が並んだ時間はなんと2時間40分!

…でもね、並んでいる時間も、思いようによっては悪くありませんでした。

折りたたみイスとお水があれば、長蛇の列も味方になる?

さすがにこの年齢になると、ずっと立ちっぱなしはつらい。でも、そこで活躍したのが折りたたみイス。これがあるだけで、待ち時間がだいぶ楽になるんですよ。若い人には「荷物になるでしょ?」なんて言われそうだけど、いやいや、シニアには必需品。

それから水分補給も忘れずに。炎天下に並ぶことを見越して、しっかりお水を持参。ありがたいことに、イタリア館の行列は大屋根リングの下、入場時には、入り口で水のプレゼントまであったんです。これには感動。イタリアの“おもてなし”って粋ですね。

「芸術は、生命を再生する」――心に刺さった言葉

いよいよ館内へ。最初に迎えてくれたのが、「芸術は、生命を再生する」というコンセプト。この言葉が、シニアの心にぐっときました。人生も、芸術も、ただ美しいだけじゃない。苦しみも喜びも受け止めて、それを超えて、再び生まれ変わるような力があるんですね。

日本初公開の彫刻2点――ローマの魂にふれる

展示の中でひときわ印象的だったのが、日本初公開の古代ローマ時代の彫刻2点

ひとつは「ファルネーゼのアトラス」。大理石の筋肉質な体が、地球儀を背負っているその姿に、思わず「おつかれさま…」と声をかけたくなります。まさに、重荷を背負っても立ち上がる人間の強さそのもの。

もうひとつは「復活のキリスト」。静かで気高く、どこか慈悲深いまなざしに包まれたこの彫刻は、再生や希望の象徴のようでした。人生の節目にいる私たちに、「まだまだこれからですよ」と語りかけてくるようで、胸があつくなりました。

「キリストの埋葬」――バロック絵画の名作に出会う

そして、バロック期の名画「キリストの埋葬」。画面から漂う静謐さと荘厳さに圧倒されました。命を見送り、そして祈る。その一瞬が、何百年の時を超えて、私たちの目の前に立ち現れてくるのです。ミケランジェロの作なので、まさか、イタリアまで行かずに、こんな本物に会えるとは…。

屋上庭園でひと休み。まるでイタリアの風に吹かれて…

最後に訪れたのが屋上庭園。ここがまた素敵でねぇ。日差しの中で草花が風に揺れ、芸術作品の展示もあり、地中海の風景を思わせるような開放感。ここに座って空を見上げていると、「あぁ、イタリアに来たような気分だな」と思えました。

まとめ:芸術と向き合う時間は、心の栄養

万博のイタリア館は、確かに並びます。でも、その時間を越えて出会えるものが、たしかにありました。

レオナルドダビンチの直筆の線画も展示されていました。「ガラスの上から撮影しないでくださ~い。」ということばどおり、ケースの写真になりましたよ。

「芸術は、生命を再生する」――そんな力を、私はこの目と心でしっかり受け取りました。シニアになったからこそ、こうした感動がより深く染みる気がします。

体力に少し自信のある方は、ぜひ折りたたみイスと水を持って、イタリア館に足を運んでみてください。きっと心がふっと軽くなって、元気をもらえるはずですよ。

2026年、ミラノ・コルチナオリンピックの聖火のトーチも展示されていますからね。

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