
こんにちは。シニアライフにエッセンスを届けたいいちごです。
今朝の朝ドラ「アンパン」、ご覧になりましたか?
戦争から帰ってきた崇(たかし)さんの静かなひとことが、胸にずしんと響きました。
「ひっくり返らない正義なんて、あるのか?」
戦争という極限の現実を生き抜いた崇さんが語るその言葉には、重みがありました。若い頃は、正しいことはひとつだと思っていた。でも、年を重ね、時代の流れに揺れながら生きてきた今の私たちには、「正しさ」さえも揺らぐものだということが、身にしみてわかります。
「すべての人を喜ばせる正義」って?
続けて崇さんが言った言葉が、また心に残りました。
「誰にもひっくり返らない正義…“すべての人を喜ばせる正義”を見つけていきたい。」
これはもう、アンパンマンの生き方そのものですよね。
誰かが困っていたら駆けつけて、力を貸す。自分の顔(=自分の一部)をちぎってでも、誰かを元気にしようとする。見返りを求めることなく、ただ「喜んでもらえたら、それでいい」と思う。その姿に、子どもたちも、大人の私たちも、どれだけ救われてきたことでしょう。

すべての人を喜ばせられなくても
でもね、現実の私たちは、アンパンマンみたいに「すべての人を喜ばせる」なんて、きっと無理です。誰かに親切にしても、分かってもらえなかったり、誤解されたりすることもある。時には、せっかくの優しさが届かないことだってあります。
それでも、思うんです。
「すべての人は無理でも、目の前の誰かを喜ばせることは、きっとできる」
家族に、友だちに、ご近所さんに。
「おはよう」と声をかけるだけでも、
「ありがとう」と笑顔を見せるだけでも、
何か役立つことをしておくだけでも、
それが誰かの一日をやさしく包むことがある。
シニアこそ、“やさしい正義”を伝えていこう
私たちシニアは、もう若い頃のように忙しく駆け回ることは少なくなりました。でもその分、立ち止まって誰かを気づかう心を育ててこれたように思います。
「自分ができる範囲で、目の前の人を喜ばせたい」
そう思って暮らす毎日こそ、きっと“後悔しない生き方”につながるのではないでしょうか。
まとめ:心に残った朝のことばを胸に、今日も笑顔で
朝ドラ「アンパン」は、ほんとうにやさしい物語ですね。登場人物のひとことが、まるで心に語りかけてくるようで、気づけば自分の生き方を振り返っている…。
“ひっくり返らない正義”なんて、たしかにこの世にはないかもしれない。でも、「誰かの笑顔のために生きたい」と願う気持ちは、きっと間違いじゃない。
今日も、小さなことでいい。
誰かを喜ばせることを、一つだけやってみようと思います。
それがシニアの私たちにできる、“まごころ”の生き方です。

