
こんにちは。シニアライフにエッセンスを届けたいいちごです。
今回はちょっぴり昔話を。
「懐かしいなぁ〜」と笑いながら、あの頃を思い出してもらえたらうれしいです。
子供の頃の思い出は、脳の活性化にものすごく役立つそうですよ~。
村に一台のテレビ、みんなで囲んだ夜
まだテレビが“一家に一台”どころか、“村に一台”の時代のお話です。
「今日はプロレス中継があるぞ!」なんて声が回れば、
それだけでその晩の予定が決まったようなものでした。
夕方になると、子どもたちはそわそわ。
手伝いをさっさと済ませ、普段よりずいぶん早い夕食を済ませて、弟や友だちと連れ立ってTさん家へ。
(Tさん家は、夕ご飯を早めに済ませ、テレビを見に来る私たちに備えてくれていました。)
力道山に、ジャイアント馬場!
あの頃のヒーローといえば、なんといっても力道山とジャイアント馬場。
テレビの中で繰り広げられる、外国人レスラーとの死闘。
空手チョップ一発に「おおおーっ!」と大人も子どもも大騒ぎ。
畳の部屋は、靴下のにおいと興奮でムンムンしていて、
みんな身を乗り出して画面にくぎ付け。
後ろの方にいると、背伸びしないと見えなかったんです。
テレビが白黒だったことすら、まったく気にならなかったですね。
はじめは子どもだけだったのに、番組が終わるころには大人も増えていました。
なぜあんなに夢中になったのかは、いまだに謎
冷静に考えると、なんであそこまで盛り上がっていたのか、自分でもよくわかりません。
でも、あの高揚感や、みんなで一緒に声をあげていたあの夜の空気は、
いまだに鮮明に心に残っているんです。
まるでお祭りみたいで。
プロレスを観るというより、“一緒に感じる”時間だったのかもしれません。
親の帰宅、そして私たちは…
プロレス中継が終わるころ、そろそろ親たちが仕事から帰ってくる時間。
家の中は、ご飯を食べた後がそのままで、家はがらーん。プロレス中継を見てわたしたちが帰ると、いつものことと両親はあきらめ顔!
母が「いつも子供たちがお世話になって。」とテレビの持ち主のTさんに頭を下げていたのも知らずに。
まとめ:テレビの前のあの団らん、忘れられない宝物
今は一人一台のスマホ時代。
テレビも、YouTubeも、好きな時間に好きな場所で見られる時代です。
でも、あの頃の「みんなでひとつの画面を見つめた時間」は、
きっと、今では得られないあたたかさとつながりがあったんじゃないかと思うのです。
懐かしい記憶の中のプロレス中継――
それは、テレビを囲んだ時代の、ほっこりとした宝物なのでした。
このほっこりが、シニアには大切なんですね。
また、「いちごのまごころ通信」でお会いしましょう。

