
こんにちは、いちごのシニア通信局です。
今年も、わたしたちの団地に“秋のにぎわい”が戻ってきました。
台風接近で1か月延期になったとは思えないほどの晴天。シニアのわたしにとって、地域が元気を取り戻す光景ほど心強いものはありません。
復活して10年、団地の力が育てた秋祭り【11月23日】

一度は途切れた秋祭りも、復活してから今年で10回目。
以前は「春まつり」でしたが、温暖化の影響で暑く、数年前から「秋まつり」に。
実行委員会のみなさんの情熱が、団地に活気を呼び込み、地域全体を巻き込んだ大きなイベントへと成長しています。
メンバーは、息子のような世代で、団地の運営をこれから担っていく人たち。
仕事をしながら、集まるのは夜。
準備、打ち合わせ、当日の運営。
それだけでなく、続ける決意と情熱。
そういう思いが積み重なった結果が、あのにぎわいなんだと思います。
地区外からの参加も多く、ステージ周りはたくさんの笑顔であふれ、
地域のつながりを改めて感じるひとときでした。
息子たちが小学生のころには、神輿を担いでいました。
その思い出は、地元を離れた今も鮮明に記憶に残っているようです。
今の子供たちも大人になった時に、ふるさとの大切な記憶として思い出すことでしょう。
今年も大盛況!子どもたち大集合の福引大会

なんといっても一番の盛り上がりは、祭りの締めくくりとなる福引大会。
子どもの部では、ほしい景品が勢ぞろいし、ステージ前は小さな人だかり。
番号を見つめる目、当たった瞬間の歓声――そのたびに、わたしたち大人もついつい笑顔に。
大人の部も太っ腹で、4等にはなんとお米5kgが5人に当選。
そして1等は、ダイソンの羽なし冷暖扇風機という豪華ぶり。
数字を確認する手が震えたのは、きっとわたしだけではありません(笑)。
結果は、残念!
“前売り券ディナー”も楽しみのひとつ

お祭りの日は、自然とお腹も祭りモード。
わたしたちは前売り券で買っていた生ビールや焼きそば、串焼きなど、いわば“祭りのフルコース”を夕食にしました。
携帯のテーブルやいすを持ち込み、ステージイベントをながめながら贅沢な夕食です。
外で食べる屋台の味というのは、どうしてあんなにおいしいのでしょうね。
寒さで生ビールはどうかな?と思いましたが、それがおいしくて(笑)
シニアのわたしでも、ついつい食べすぎてしまうほどでした。
住民の意識がつくる「コミュニティの力」
お祭りの日は、普段なかなか会えない人とも会えて、自然に会話が生まれます。
同じ団地に住んでいるのに、生活時間の違いで会う機会が少ない人がほんとに多いんです。
祭りに行けば会えるかも?という期待感も楽しみの一つです。
実際に会えるとうれしさが倍増します。
時には、思いがけない出会いもあって、元気をもらえる場所でもあるんです。
数年前には、太鼓演奏のメンバーの一人が教え子の親御さん、今回は、夫の勤務校でのかつての生徒!
会場には、1か月遅れの祭りを待ちわびていた笑顔が会場に満ち溢れていました。
自治会の参加率が9割以上というのも、
これまで役員さんたちが積み重ねてきた努力、そこに応える住民の意識の高さがあってこそ。
「終の棲家としてここを選んだ」という声も多く、
団地に対する誇りと安心感が、にじみ出ているようでした。
私もここに住んでまもなく50年、住み心地の良さは最高と自負しています。
これからの団地の未来へ、そっと願いをこめて
自分が暮らす場所が盛り上がる――それは、シニアになった今、ますますうれしさが染みます。
そして、年を重ねるほど、「人と集う時間」の大切さをしみじみ感じます。
世代交代も確実に進んでいますが、これも団地が活性化している証だと思います。
この秋祭りが10年、いや復活する前からすると40年以上続いてきたこと。
そして来年、その先へと続いていくこと。
その一つひとつが、地域の未来への力になると感じています。
これからの数年、わたしも変わらずこの祭りを楽しみながら、
団地の発展をそっと願っていこうと思います。
子どもたちが大人になって地元を離れた時、ふるさとを思い出す一つのきっかけになることは間違いないでしょう。
実行委員会のみなさん、すてきな一日をありがとうございました。

