
こんにちは、いちごのシニア通信局です。
先日、思いがけない“幸せのおすそ分け”をいただきました。
同じシニアとして、胸がじんわりと温かくなる出来事でした。
88本のバラが咲かせた、50年越しの再会
友人のご主人が88歳の米寿を迎えられた日。
そのお祝いに、なんと50年近く前の教え子3人が、立派な 88本のバラ を抱えて訪ねて来られたのだそうです。
突然のサプライズに、友人とご主人は驚きながらも心から嬉しかったそうで、
その嬉しさの一部を、わたしにもそっと届けてくれました。

真っ赤なバラとやさしいピンクのバラ。
茎はしっかりとして大きく、人生の豊かさそのものが花束になったようでした。
玄関の白い花瓶に生けた瞬間、家じゅうがふわっと明るくなる――
そんな「温もり」をわたしも感じました。
「教師冥利に尽きる」とは、こういう瞬間
ご主人は、わたしと同じ道を歩んで来られた大先輩です。
50年という年月を経ても、教え子たちが「ありがとう」を伝えたいと思ってくれる存在であったこと。
その深さを思うと、胸の奥がじんわりと熱くなります。
教え子たちと談笑するご主人の笑顔を想像すると、
まさに “教師冥利に尽きる” の一言が浮かびます。
若い日々にまいた種が、こんな形で咲くことがあるなんて――
人生とは本当に、時にすばらしい贈り物をくれるものですね。
シニアとして感じた、支え合うことの意味
高齢になると、どうしても日常に不便さが出てきます。
でも、友人はそんなご主人を明るく支え、寄り添い続けている。
米寿という節目の日に、思いがけない温かい再会が重なり、
ふたりの長い人生が美しく照らされたように見えました。
友人が送ってくれたバラの花束を抱いたご主人の写真を見て、ふと思いました。
「彼女に似ている」と。
理想の夫婦は顔も似てくるんだと聞いたことがありますが、
正にその通りでした。
お二人はそれを聞いて、「どこが似ているっちゃろか?」と笑ったとか。
そして、わたし自身もふと気づきました――
「これから先、わたしもこんな風に生きていこう」 と。
年齢を重ねるからこそ感じられる温かさや喜びが、そこにありました。
シニアにとっての小さな幸せのヒント
- 人とのつながりは、年月を超えて心を照らしてくれる
- 花のある暮らしは、気持ちをぐっと明るくしてくれる
- 支え合う夫婦の姿は、周りのシニアにも励みになる
おわりに
歳を重ねるほど、日々の出来事の中にある“小さな幸せ”が、心に深く染みるようになりました。
それは、派手ではなくても、確かにわたしたちの暮らしをあたためてくれるものばかりです。
これからも、こうした温かい瞬間をひとつずつ拾いながら、
ゆっくり、しなやかに、シニアの時間を重ねていきたいですね。

