
こんにちは、いちごのシニア通信局です。
ずっと「いつか乗ってみたい」と思っていたJR日南線の観光列車、海幸山幸(うみさちやまさち)。
白い木目調の車体が特徴の人気列車です。ようやく今回、参加している団体の貸し切りで念願の初乗車が叶いました。
団体貸し切りでのんびりムード

集合したホームには、みんなの笑顔。
「やっと乗れるね」と声をかけ合いながら、まるで遠足前の子どものようにそわそわ。
車両を行ったり来たりしながら、友人とのおしゃべりも弾みます。
平日の運行だったのでガイドさんの案内はありませんでしたが、その分、気ままに景色を眺めながらリラックスできました。
列車が海辺の絶景ポイントにさしかかると、ゆっくり停車。
車窓越しに見える青い海と白い波、そして穏やかな空のはず(笑)。
実は、小雨模様の曇り空。それでもしっかり想像することができました。
日常からふっと離れて、心がほどけていくようでした。
変わらぬ風景に、昔の記憶がよみがえる

列車からの眺めを楽しみながら、ふと子どものころを思い出しました。
わたしのふるさと・串間から宮崎へ行くには、日南線が唯一の足。
当時は煙をもくもくとあげる蒸気機関車で、トンネルに入ると慌てて窓を閉めるのが定番でした。
いまでは車での移動が多くなり、列車に乗る機会はめっきり減りましたが、
こうして久しぶりに揺られてみると、昔と変わらない景色に胸がいっぱいになります。
しいて変化をあげるとすれば、サーファーがみられるようになったこと。
車窓の向こうには、雄大な日向灘や、波状岩。
どこか懐かしくて、同時に「今もこの風景が残っている」ことに感謝の気持ちがわきました。
ガイドがいなくても十分に楽しめるのは、そうした“思い出”が自然と寄り添ってくれるからかもしれません。
南郷駅と油津駅、それぞれのカラー

終点の南郷駅に到着すると、駅舎がライオンズカラーに彩られていてびっくり。
駅全体がまるで応援スタンドのようです。
途中の油津駅はカープカラー、木花駅はジャイアンツカラーで装飾されているとのこと。
残念ながら今回は車窓から見えませんでしたが、次の楽しみができました。
こういう「宿題」が残るのも、旅の醍醐味ですね。
下車後も続く“ごほうび時間”

列車を降りたあとは、港の駅「めいつ」で新鮮な海の幸を味わい、
そのあと飫肥(おび)へ足をのばして「九州の小京都」と呼ばれる城下町を散策しました。
ボランティアガイドの説明もあり、何度も来ている飫肥の町の新たな魅力を知ることができました。
石垣の町並みを歩けば、潮風の余韻と歴史の香りが混ざり合い、心が静かに整っていくよう。
友だちとの会話を交わしながら、のんびりとした一日が過ぎていきました。
シニア世代におすすめの理由
今回あらためて感じたのは、海幸山幸はシニアにぴったりの旅だということ。
歩く距離が少なく、列車の中でゆっくり座って絶景を楽しめる。
停車時間があるので、無理なく写真も撮れます。
そして何より、同世代の仲間とのおしゃべりが旅をいっそう豊かにしてくれるのです。
ふだん車で通り過ぎてしまう道も、列車から眺めるとまったく違う景色に見える。
ゆっくり進むスピードが、心の時間を取り戻してくれるようでした。
旅は、いつでも始められる

「いつか」と思っていたことを、思い切って「いま」やってみる。
それだけで、世界はぐっと広がります。
今回の海幸山幸の旅は、まさにそんな“ちいさな一歩”でした。
次は、油津駅のカープカラーや木花駅のジャイアンツカラーを見に行こう。
そう思えるだけで、また日々が楽しくなります。
ガイドなしでも十分満足、心が晴れるプチ旅でした。
企画をしてくださった役員さんにも感謝です。
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鉄ちゃんにも嬉しい!秘境感たっぷりの列車旅~JR日南線の魅力~

